白熱のミラノダービーを制すも…… イカルディ、喜びに浸る間もなく次節ナポリ戦見据える

ハットトリックの活躍でインテルを勝利へ導いたイカルディ photo/Getty Images

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「スクデット争いの話は時期尚早」

日本代表DF長友佑都が所属するインテルは15日、セリエA第8節で永遠のライバルクラブであるACミランと対戦した。

今季初のミラノダービーは、壮絶な打ち合いが繰り広げられた。マウロ・イカルディのゴールで先制し、前半を1点リードして折り返したインテル。しかし、56分にスソのミドルシュートで同点に追いつかれる。その後、1点ずつを奪いドローで試合を終えるかと思われたが、90分にイカルディがPKでハットトリックとなる3点目のゴールを決め勝負あり。インテルが3-2でミランを撃破し、開幕戦からの無敗をキープした(7勝1分)。この結果、インテルは単独2位へ浮上している。

試合後、インテルを勝利へ導いたエースのイカルディが伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じ、次のように語っている。
「試合球を家に持って帰れるのは特別な気持ちだよ。言葉では表せられないね。僕は何人かのチームメイトに、今日の試合で点を取ると宣言していた。だから、このゴールを大事にするよ。批評家には喋らせておけばいい。僕はピッチですべきことをするだけだ。チームを助けるためにゴールを決めたいからね。もちろん、毎試合ゴールを決めることは不可能なこと。ただ、今日の勝利はインテルにとっても僕にとっても喜ばしいことだよ」

さらに、イカルディは今後についても明かしている。

「スクデット争いについて話をするのは時期尚早だよ。僕らはプレシーズンから素晴らしい戦いを披露している。だが、今は次の試合で相見える偉大な対戦相手、ナポリについて考える必要がある。彼らはトップに君臨するチームだし、欧州の中でも最高のサッカーをする。特別な試合なるだろう」

ミランを撃破し、さらに勢いに乗るインテル。21日に行われる次節では、開幕8連勝中のナポリとの天王山を控えている。無敗同士の一戦で勝利し、首位へ浮上することができるのか。

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