アグエロが振り返る優勝決めた悪童との”伝説ワンツー” 「マリオはyeah yeah yeah言ってて……」

サッカー史に残る劇的ゴールの裏側

サッカー史に残る劇的ゴールの裏側

アグエロとバロテッリ photo/Getty Images

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マンチェスター・シティのサポーターのみならず、世界中のサッカーファンが2011-12シーズンのプレミアリーグ最終節のことを記憶しているだろう。

マンCは最終節に勝てば優勝が決まる状況だったが、格下QPR相手にまさかの大苦戦。試合終盤まで1-2とリードを許してしまい、優勝できないのではといった空気も流れていた。まずは後半ロスタイムにエディン・ジェコが得点を決めて2-2。しかしこれだけでは不十分で、マンCは勝たなければならなかった。そんな危機的状況を救ったのがマリオ・バロテッリとセルヒオ・アグエロの2人だ。2人はワンツーで相手守備陣を崩し、最後はアグエロが得点を決めて劇的な勝利を飾った。この得点はクラブの歴史を語る上で欠かせないものとなったことだろう。

英『Daily Mirror』によると、今回アグエロが当時のバロテッリとのやり取りについて振り返っている。アグエロはバロテッリに対して、「近くにいろ。どこかのタイミングでワンツーを試みるだろうから」と伝えていたという。ところが、バロテッリはサッカー界屈指のお調子者だ。人の言うことを素直に聞いているとは限らない。
アグエロは「マリオはyeah、yeah、yeahと言ってて、僕の言ったことを本当に聞いているのか分からなかった。彼は少しばかりクレイジーだし、たぶん理解していなかっただろうね」と振り返っている。

大事な局面で話を聞いているか分からないバロテッリも相変わらずだが、決勝点のシーンではしっかりアグエロにリターンパスを送っている。バロテッリもパスを出さなければならないとの特別な空気を感じ取ったのかもしれない。

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