[UEL]またも輝いたラッシュフォード 鋭利すぎるアーリークロスで決勝進出の立役者に

2戦連続で得点に絡む活躍ぶり

先制点をアシストしたラッシュフォード(中央)photo/Getty Images

現地時間11日にUEFAヨーロッパリーグ準決勝の2ndレグが行われ、マンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)が本拠地でセルタと対戦した。

試合開始からセルタが積極的に攻撃を仕掛ける。3分に早速アスパスが右サイドからカットインしてシュートを放つが、相手GKロメロのファインセーブに阻まれた。

セルタにボールを保持される展開が続いたマンUだが、先に試合を動かすことに成功する。17分、左サイドからラッシュフォードがアーリークロスを送ると、ペナルティエリア内に侵入したフェライニがヘディングで反応し、先制点を挙げた。

その後はマンUがカウンターやサイド攻撃を中心に試合をコントロール。追加点を奪うには至らなかったものの、勝ち抜けのために最低でも2点が必要なセルタを焦らせるような戦いを継続し、前半を終える。

後半の立ち上がりはセルタが攻勢を強める。46分に右サイドを駆け上がったマージョが低い弾道のクロスを送るが、GKロメロが体を張ってクロスの軌道を変えた。

セルタは最終ラインからの丁寧なビルドアップを試みるも、マンUのラッシュフォード、リンガード、ムヒタリアンらが前線から果敢にプレスをかけてきたこともあり、効果的にパスを繋ぐことができない。 75分にはマージョからの浮き球のクロスにグイデッティがヘディングで反応するが、枠内にシュートを飛ばすことができず、決定機を逃してしまう。

しかしセルタは85分、ショートコーナーで右サイドからクロスが送られると、このクロスにロンカリアがヘディングで反応し、2戦合計スコアで1点差に詰め寄った。

87分には両軍入り乱れての乱闘が勃発し、ロンカリアとバイリーが一発退場。荒れ模様の展開となったが、マンUが瀬戸際でゴールを守り抜き、試合はこのまま終了。2戦合計スコア2-1でマンUがセルタを上回り、決勝進出を決めた。

[メンバー]
マンU:ロメロ、バレンシア、バイリー、ブリント、ダルミアン、エレーラ、フェライニ、リンガード(→ルーニー 86)、ポグバ、ムヒタリアン(→キャリック 77)、ラッシュフォード(→スモーリング 89)

セルタ:アルバレス、マージョ、カストロ、カブラル、ロンカリア、ラドヤ(→ボンゴンダ 68)、エルナンデス、シスト(→ボーヴュ 80)、ヴァス(→サンチェス 46)、グイデッティ、アスパス

[スコア]
マンU 1-1 セルタ

[得点者]
マンU:フェライニ(17)

セルタ:ロンカリア(85)

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