柴崎がテネリフェ変え始めた! スペインでも「のらりくらり」とプレイして初アシストを記録

味方が柴崎を探す場面も

味方が柴崎を探す場面も

テネリフェにフィットし始めた柴崎 photo/Getty Images

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今年1月に鹿島アントラーズからテネリフェに移籍したMF柴崎岳は、徐々にチームの空気に馴染み始めているようだ。

柴崎は13日に行われたウエスカ戦にトップ下で先発すると、前半3分にいきなり見せる。中盤でボールを受けると、素早く左足で前線にスルーパス。これにFWロサーノが反応し、ドリブルで相手DFを突破。最後はクロスと見せかけてグラウンダーのシュートを放つアイディアを披露し、GKの裏をかいてゴールネットを揺らしてみせた。これが柴崎のアシストと判断され、移籍後初のアシストとなった。

その後も指揮官ホセ・ルイス・マルティが柴崎には自由を与えると語っていたように、柴崎はサイドに流れたり中央に構えたりと幅広くプレイ。相変わらずボールを持つと怖いほどの落ち着きがあり、トラップなどのテクニックはチーム内でもずば抜けている。ボールを回す際にはチームメイトが柴崎を探す場面もあり、その技術の高さが認められ始めているようだ。
足下で欲しい柴崎、スペースに抜けて欲しい味方との間で呼吸が合わないところもあったが、これも時間が経てば改善されるだろう。柴崎が入ったことでテネリフェが変わり始めているのは明らかで、スペインでも「のらりくらり」とゲームメイクする柴崎の姿が見られるようになってきている。

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