得点力不足な両チームを象徴するような展開 マンUは吉田&スティーブンス崩せずセインツとドロー

最後まで崩し切れず

PKを失敗したガッビアディーニ photo/Getty Images

日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは、17日にヨーロッパリーグ決勝を見据えた戦いをしているマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦した。

マンUは前述したようにヨーロッパリーグ決勝を考えた戦いをしており、数名の主力を休ませている。一方のサウサンプトンは吉田とジャック・シティーブンスがコンビを組んでおり、堅守を武器にマンU撃破を狙う。

試合は開始早々にマンUのDFバイリーがハンドを犯してしまい、これがペナルティエリア内でのものだったと判定されてサウサンプトンにPKが与えられる。ガッビアディーニのシュートはロメロがセーブしたが、いきなりマンUの集中力が切れたようなプレイを見せられることとなってしまった。

その後はマンUもミドルシュートを中心にサウサンプトンのゴールに襲いかかるものの、吉田ら最終ラインを崩し切ることができない。攻撃力不足に苦しんできた今季の両チームを象徴するかのような展開となり、0-0の状態が続いていく。

両チームとも後半に入ってからはジェイ・ロドリゲスやブファル、マンUはラッシュフォードなど攻撃的な選手も投入したが、結局ゴールを奪うことはできず。相変わらず得点力が不十分で、マンUは4月23日のバーンリー戦以降勝利がない状態となっている。

[メンバー]

サウサンプトン:フォースター、ソアレス(→ピエ 69)、吉田麻也、スティーブンス、ターゲット、S・デイビス、ロメウ、ウォード・プラウズ(→ブファル 77)、タディッチ、レドモンド、ガッビアディーニ(→ロドリゲス 62)

マンチェスター・ユナイテッド:ロメロ、バイリー、ジョーンズ、スモーリング、ダルミアン、トゥアンゼベ(→キャリック 64)、フェライニ(→エレーラ 75)、ムヒタリアン、マタ(→ラッシュフォード 69)、マルシャル、ルーニー

[スコア]

サウサンプトン 0-0 マンチェスター・ユナイテッド

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