日本は久保だけじゃない! AFC公式はU-20W杯で”天才レフティー”・堂安律&鉄壁守備に注目

堂安はU-19選手権でMVP

ガンバ大阪でプレイする堂安律 photo/Getty Images

20日から韓国でスタートしたU-20ワールドカップでは「和製メッシ」と呼ばれる15歳の久保建英が1つの注目を集めているが、日本代表は何も久保だけが武器のチームではない。

大会を前にAFC公式サイトが同大会に出場するアジア勢について紹介しているが、同サイトが日本代表で注目している選手はガンバ大阪に所属するMF堂安律だ。久保も天才レフティーと呼ばれているが、堂安もすでにJ1の舞台で結果を出している優秀なレフティーだ。この世代ではトップクラスの才能を有している。

その堂安は昨年バーレーンで開催されたAFC U-16選手権で最優秀選手に選ばれており、本来アジアで最も注目されるべき選手だ。同サイトも堂安を昨年の大会で傑出したパフォーマンスを見せていたと伝えており、日本の出来を大きく左右するキープレイヤーなのは間違いない。

また、注目すべきは選手個人だけではない。昨年のAFC U-16選手権で日本はグループステージ3試合、決勝トーナメント3試合の計6試合を全て無失点で終えており、13得点0失点と圧倒的な結果でアジアを制してみせた。久保などアタッカー陣に注目が集まるが、日本の守備が世界相手にどこまで通用するかが今大会のカギを握ると言えるはずだ。

同サイトも日本の鉄壁だった守備を注目ポイントの1つに挙げており、AFC U-16選手権でもコンビを組んでいたセンターバックの柏レイソルDF中山雄太、アビスパ福岡DF冨安健洋を中心に、決勝のサウジアラビア戦でも必死のセーブを見せていた唯一の大学生プレイヤーである早稲田大学GK小島亨介など守備陣も注目だ。

日本がU-20ワールドカップに出場するのは2007年大会以来のことで、同サイトは当時のチームから香川真司や内田篤人が世界に羽ばたいたことも紹介している。今回なら世界的に注目を集めているのは1つ下の世代の久保なのだろうが、堂安ら先輩選手たちには今大会で久保の名を忘れさせるほどの強烈なインパクトを残してほしいところだ。

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