降格経験のないドイツ名門の重圧…… “キャプテン高徳”が「ギリギリを彷徨って感じたこと」

ハンブルガーを残留へ導いた酒井高徳

キャプテンマークを腕に巻きプレイする酒井高徳 photo/Getty Images

ハンブルガーSVの主将を務める日本代表DF酒井高徳が、終わりを迎えた2016−17シーズンをSNSで振り返っている。

20日に行われたブンデスリーガ最終節となる第34節で、残留争いを繰り広げるヴォルフスブルクとの直接対決を2−1で制し、1部残留を決めたハンブルガー。この一戦でもキャプテンマークを巻きフル出場を果たした酒井は、最後まで闘志あふれるプレイを披露し、正確なロングフィードが決勝点の起点となっていた。

そんな酒井が22日に自身のInstagramを更新し、「今シーズンが終わりました。残留出来ました」と報告。そして「家族、仲間、ファン、いろんな形で支えてもらったみんなへの感謝を感じた。ギリギリを彷徨ってわかりました、当たり前にいる人たちがどれだけ有難く大切な人々だということ。書きたいこといっぱいあるけど……」と綴った上で「皆さんに伝えたいこと、自分に関わる人たちの有り難みを改めて知って欲しいことと…… 本当にシーズン通して応援していただいてありがとうございました」と感謝の意を述べている。

一度も降格経験のないドイツの名門ハンブルガーの伝統と責任を背負ってきた『キャプテン高徳』。指揮官交代により、今季半ばからのキャプテン就任ではあったが、その重圧を見事に跳ね除けて見せた。今季の経験が彼をより一層強く、たくましく成長させたことは間違いないだろう。来季以降のさらなる活躍に期待したい。

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