ユーヴェ1強時代を止めるクラブはいないのか!? 前人未到のセリエA6連覇で3冠王手

2つのタイトルを手に、いざUCL決勝レアル戦へ

今季も絶対的守護神としてチームをけん引したブッフォン photo/Getty Images

ユヴェントスは21日、セリエA第37節でクロトーネをホームのユヴェントススタジアムへ迎え入れた。

勝てば優勝が決まり、前人未到の6連覇を達成するとともに3冠へ王手がかかる首位ユヴェントス。一方、残留圏内の17位エンポリと勝ち点1ポイント差の18位クロトーネは、この一戦で敗戦を喫すると、他会場の結果次第では降格が決まる。逆転で1部残留を決めるために、1ポイントでも多くの勝ち点を積み上げたい。

そんな中キックオフされた試合は、やはり今季もホームで圧倒的な強さを見せるユヴェントスが主導権を握る。すると13分、フアン・クアドラードが右サイドから低い高速クロスを中央へ入れ、これをファーサイドから走りこんだマリオ・マンジュキッチがダイレクトで合わせてゴールに叩き込んだ。

その後もユヴェントスペースは変わらず。39分にクアドラードがエリア右手前で相手DFに倒されFKを得ると、パウロ・ディバラが直接狙ったシュートは綺麗な弧を描きゴール右隅へ突き刺さった。

そして、ユヴェントスが2点リードして迎えた83分に、左CKからアッレクス・サンドロが頭でダメ押しゴールを決めて勝負あり。3-0でユヴェントスがクロトーネを撃破し、見事6シーズン連続33回目のスクデットを獲得している。

この勢いで、ユヴェントスは今季3冠を成し遂げることができるのか。そして、ジャンルイジ・ブッフォンがビッグイヤーを掲げる姿を見ることができるのか。2つのタイトルを手に、悲願の欧州制覇をかけて6月3日にチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードと相見える。

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