大迫はもはや”ケルンの柱” チームをUELに導いた日本代表FWを独紙も「英雄」と称賛

最終節でチームをUEL出場に導く

最終節でチームをUEL出場に導く

ケルンで活躍する大迫 photo/Getty Images

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2014年夏にケルンへ移籍した日本代表FW大迫勇也は、今やチームにとって外せない絶対的な選手の1人になっている。今季はアントニー・モデストと強力2トップを形成してチームを引っ張り、得点部分だけでなくモデストにチャンスを供給する役割もこなしてみせた。

そして何よりサポーターを歓喜させたのは最終節のマインツ戦でのパフォーマンスだ。大迫は前半にヨナス・ヘクターのゴールをヘディングでアシストすると、試合終盤には味方のスルーパスに抜け出して左足でゴールを決めてみせた。これでチームは来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得することとなり、大迫の1G1Aがチームを新たなレベルへ引き上げた。

独『Express』も大迫の活躍を取り上げている。大迫は4月21日にホームで行われたホッフェンハイム戦で、後半ロスタイムに致命的なスリップから同点弾を許してしまっている。同メディアもこのミスを振り返っているが、最終節では1G1Aとしっかり巻き返した大迫を欧州へ導いた「英雄」だと称賛している。
昨季はレスター・シティFW岡崎慎司がプレミアリーグ制覇に大きく貢献し、今季は大迫がヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献。レスターの起こした奇跡に比べるとインパクトが薄いかもしれないが、こうしたチームで日本人FWが最前線を任されているのは嬉しい限りだ。来季の大迫には欧州の舞台でも活躍することが期待されているが、ヨーロッパリーグでもチームを上位へ導くヒーローになれるか。

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