マンUの堅守速攻が許せない? アヤックスの指揮官、主将が不満「引いて、ロングボール蹴るのみ」

支配率はアヤックスが上だったが……

マンUに敗れたアヤックスの選手たち photo/Getty Images

圧倒的にボールを保持していたのはアヤックスの方だったが、なかなかマンチェスター・ユナイテッドの守備を崩せない。24日におこなわれたヨーロッパリーグ決勝はそんな内容のゲームだった。

アヤックスはドリブル突破、ワンツーなど様々な手を尽くしたのだが、マンUが失点しそうな気配はほとんどなかった。一方でマンUは限られたチャンスを確実に活かし、2-0で勝利。若いアヤックスに比べてジョゼ・モウリーニョ率いるマンUの方が試合巧者だったと言えるだろう。

しかし、アヤックス側はこの結果を受け入れられないようだ。英『FourFourTwo』によると、MFデイヴィ・クラーセンは「僕たちはよくなかった。このようなチームを相手にするのは難しい。彼らはただ引いて待ち、ロングボールを蹴っていた。彼らの2点はラッキーなものだよ」とコメントしており、マンUのスタイルに納得していない。

指揮官のペーター・ボスも、「高い位置からプレスをかけるのは難しかった。彼らがビルドアップでリスクを冒さず、ロングボールのみ使ってきたからだ。退屈な試合だったと思う。互いにチャンスはなかった」と振り返っている。

マンUのスタイルは何も反則というわけではなく、堅守速攻も立派なサッカーだ。自分たちの方が攻撃的だったはずなのに敗れてしまったことを受け入れられない部分もあるはずだが、今回はアヤックスの完敗だったと言えるだろう。

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