“ギリギリのUEL出場権確保”でも大きな進歩 古巣ミランにネスタ氏「私の頃とは違うけど……」

UEL出場権獲得を喜ぶ

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6位に入ったミラン photo/Getty Images

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ミランは今季もチャンピオンズリーグ出場権争いに加わることができず、何とかヨーロッパリーグ出場権を獲得するに留まった。サポーターの中には不満に感じている者もいるかもしれない。しかし、これはミランにとって大きな一歩だ。

そう語ったのは、かつてミランを支えた史上最高のDFの1人アレッサンドロ・ネスタだ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ネスタは自身が所属していた頃のミランとは状況が異なっており、ヨーロッパリーグ出場権獲得でも立派な結果だと称えている。

「ミランがヨーロッパリーグ出場権を獲得したことは嬉しかったよ。確かに、私がいた頃のミランとはターゲットが違っているけど、それでもこれは良い結果だよ」
近年のミランはクラレンス・セードルフ、フィリッポ・インザーギと監督経験がほとんどないクラブOBを招聘したあたりから混乱し始め、その悪い流れはシニシャ・ミハイロビッチやクリスティアン・ブロッキでも変えることができなかった。しかし、今季はヴィンチェンツォ・モンテッラの下で攻撃的なサッカーを展開。スソやジェラール・デウロフェウら若いアタッカーも躍動し、チームは何とか6位に滑り込んだ。

ネスタやカカーがいた頃のミランでは、ヨーロッパリーグ出場権獲得に留まるなど絶対許されることではない。しかし今のチーム状況を考えると、今季の成績はクラブの将来に向けて非常に大きな一歩になったと言えるはずだ。

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