[ACL]“同じ過ち”を繰り返した浦和 悪夢の2失点でベスト8進出に赤信号 

脆弱な守備は改善されず

脆弱な守備は改善されず

敵地で敗戦を喫した浦和の選手たち photo/Getty Images

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24日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・ラウンド16の1stレグが行われ、浦和レッズが敵地で済州ユナイテッドに0-2で敗れた。

同クラブを率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督はクラブ公式ホームページのコメントで、同試合を総括している。

「相手のカウンター攻撃に気をつけるよう選手に話をしていましたが、残念ながらボールの失い方が悪く、カウンターから失点を喫してしまいました。相手の強みを出させてしまうような展開を作ってしまいましたね。後半は我々が主導権を握りながら、相手にほぼカウンターのチャンスを与えることなく、得点になってもおかしくないようなチャンスを作れていましたが、なかなか決めきることができませんでした。アディショナルタイムに入ってから2点目を奪われましたが、非常に痛い失点です。2ndレグも厳しい試合になると思いますが、勝ち上がるだけの実力があると信じています」(一部抜粋)
20日に行われたJ1リーグ第12節の清水エスパルス戦と同様、カウンターから失点を重ねた浦和。自軍が攻勢を強めた際のボールを持っていない選手のポジショニングの悪さも未だに改善されておらず、自陣のスペースを自由に使われるという悪循環に陥っている。個人能力に依存した守備が災いして複数失点を喫してしまった同クラブだが、31日に行われる2ndレグにむけて脆弱な守備を改善できるだろうか。最前線、中盤、最終ラインの3ラインの距離感を適正に保ち、組織的な守備を構築することが重要になるだろう。

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