マンUはライバルを見習え ギグス氏「リヴァプールはどこからでも得点を決められる」

得点力不足が課題

UELを制したマンU photo/Getty Images

今季のマンチェスター・ユナイテッドはコミュニティ・シールドに加えてリーグカップ、ヨーロッパリーグとタイトルに恵まれたシーズンではあったものの、リーグ戦では6位と停滞。優勝したチェルシーや2位のトッテナムとは完成度に大きな違いがあった。

英『ITV』によると、クラブOBのライアン・ギグス氏も来季へ向けて改善すべき点があると指摘する。同氏が理想としているのはユルゲン・クロップが率いるリヴァプールのような攻撃的サッカーで、どこからでも得点を奪えるチームになってほしいとコメントしている。

「2つのタイトルを獲得したこと、チャンピオンズリーグ出場権を掴んだのは非常に良いことだ。しかし、チェルシーとは24ポイントも開いてしまった。ユナイテッドは改善しないといけないよ」

「彼らは多くのチャンスを作っているのだから、もっと得点を決めないとね。ゴール前での精度をチームで改善する必要があるし、ラッシュフォードにケインやサンチェスのように30点奪うようプレッシャーをかけることはできないよ。リヴァプールはどこからでもゴールを決められる。ユナイテッドはバランスよくチャンスを作り、得点を決める必要があるね」

現在のリヴァプールでは絶対的なエースストライカーと呼べる存在はいないが、フィリペ・コウチーニョやロベルト・フィルミーノだけでなくジョルジニオ・ワイナルドゥムなどインサイドハーフの選手も得点が奪えるチームだ。ギグス氏の理想はここにあるようだが、ジョゼ・モウリーニョ率いるマンUは攻撃的な集団へと生まれ変われるか。

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