“驚異のまくり”で奇跡の1部残留! 喜び爆発のクロトーネ指揮官「大きな仕事をやってのけた」

ラスト9節で負けたのはユヴェントス戦のみ

ラスト9節で負けたのはユヴェントス戦のみ

試合後に胴上げされるニコラ監督 photo/Getty Images

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セリエA初参戦ながら終盤戦でしぶとい戦いを披露し、奇跡の1部残留を勝ち取ったクロトーネの指揮官を務めるダビデ・ニコラ監督が、今季を振り返っている。

28日に行われたセリエA第38節で、18位クロトーネは来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得しているラツィオと相見えた。前節のインテル戦でラツィオが退場者を2人出すなど、運も味方につけたクロトーネがこの一戦に3-1で勝利。そして、勝ち点1ポイント差で残留権内の17位エンポリが敗れたため、最終節で降格圏脱出に成功した。

試合後、上半身裸で胴上げされるなど残留の喜び爆発させたニコラ監督。伊『sky SPORT』のインタビューに応じ「欲しいものを得るための準備はしっかり行っていた。我々はここで大きな仕事をやってのけたよ」とコメントした上で「もしクラブの全員が信じていなければ、このような結果はなかった。全てが言い訳になっていただろうね。前半戦で我々は、わずかなポイントしか積み上げることができなかった。だが、最後の9試合で前半戦以上のポイントを稼ぐことができたんだ。私は常に『我々にはクオリティがある』と言い続けてきた。そして選手たちが私を信頼し、素晴らしい情熱を示し、一生懸命についてきてくれたのも要因だ」と述べている。
代表ウィーク明けの4月からチームが一変し、クロトーネはラスト9節で6勝1敗2分という驚異の数字を残しており、負けたのは前人未到の6連覇を成し遂げたユヴェントス戦のみとなっている。この勢いを来季につなげ、セリエA2年目は残留争いを避けたいところだ。

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