「釈然としない判定あった」、「最後は興奮して自滅」 浦和に完敗の済州に韓国紙は

あらゆる意味で注目集める一戦に

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31日にアジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグが行われ、浦和レッズは済州ユナイテッドを相手に1stレグの2点ビハインドを跳ね除けて3-2の逆転勝利を収めた。

この試合では序盤から得点が必要なホームの浦和が猛攻を仕掛け、それに合わせてサポーターも会場を盛り上げる浦和らしい独特の空気に。済州側はこれに対応できず、前半のうちに2失点。最後は延長戦までもつれ込んだが、浦和が森脇良太の得点で逆転。劇的な形でベスト8進出を決めた。

試合の流れを掴んでいたのは明らかに浦和で、韓国『スポーツ朝鮮』も「懸念していた通りホーム浦和の熱狂的な空気にやられた」と済州が2点のリードを活かせなかったことを嘆いている。しかし、少しばかり不満もあるようだ。同メディアは「釈然としない審判の判定もあった」と伝えており、ファールの基準など納得できないところもある様子。特に後半に済州の選手がペナルティエリア内で倒れたシーンでPKを取ってもらえなかったことを嘆いており、「審判の笛すら助けてはくれなかった」と伝えている。
また、試合終了間際には時間を使いたい浦和と早く試合を始めてほしい済州との間で揉み合いとなり、ベンチにいたはずのペク・ドンギュがピッチに入って阿部勇樹にエルボーを喰らわせて退場処分となるなど、大荒れの展開に。試合終了後も騒然とした雰囲気は続いており、非常に後味の悪い試合となってしまった。

これについて同メディアも「興奮して自滅した」と振り返っており、済州の選手たちは少しばかりヒートアップしすぎてしまった。少なくともベンチから選手が飛び出してエルボーを喰らわせるのは大問題だ。今回の戦いはあらゆる意味で熱戦となり、浦和の劇的勝利が霞んでしまうほど荒れたものになってしまった。

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