「ドゥンガがどうやった?と聞いてきたけど……」 R・カルロスが振り返る仏戦での”異次元FK”!

今でも伝説として残る

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サッカー好きの人なら誰もが元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが1997年のフランス代表戦で決めた異次元のフリーキックを知っているのではないだろうか。ロベルト・カルロスが左足アウトサイドにかけて蹴ったボールは壁の外側を大きく巻き、あり得ない軌道でゴールに吸い込まれた。あのシュートには世界が驚いたものだ。

その伝説的なフリーキックを英『sky SPORTS』が振り返っている。何より、蹴ったロベルト・カルロス本人が驚いているのだ。ゴールが決まった瞬間チームメイトのドゥンガが「どうやったんだ?」と聞いてきたそうだが、ロベルト・カルロスは「分からない」と返答したそうだ。

さらにロベルト・カルロスは「みんな何が起きたのか聞きたがるけど、説明できないんだ。少し風があってボールが軽かった。けど、左足で蹴った瞬間は大きく横に外れると思った。練習では似たようなゴールを決めたことがあるけど、それも1度きりだからね」と語っており、自身でもよく分からなかったようだ。
では、そのボールを見ていたフランス代表GKファビアン・バルテズはどう感じたのだろうか。バルテズはあのシーンについて、「我々はロベルト・カルロスがパワフルな左足を持っていることは分かっていた。だが、あのシュートはアメイジングなものだった。彼が左足のアウトサイドでインパクトしたのは覚えている。その軌道とカーブの仕方は信じられないものだったね」と振り返っている。あれにGKが反応するのは不可能で、バルテズにできることは何もなかった。

恐らくあんなフリーキックを見ることは今後そうそうないはずで、今でも伝説として語り継がれている。

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