アーセナルは今夏にカソルラの代役確保を! 司令塔問題解決へ英メディアがオススメする5選手

中盤の底から影響力発揮できる選手を

メスト・エジルやアレクシス・サンチェスにボールを供給してくれる存在だったMFサンティ・カソルラがさらに5カ月ほど離脱することが決まり、アーセナルは中盤の司令塔問題を解決しなければならなくなった。FAカップ決勝でボランチに入ったアーロン・ラムジーも良いプレイを見せていたが、ラムジー1人だけでは足りない。カソルラのように中盤の底からゲームを作れる選手がもう1人はほしい。

また、カソルラはもう32歳だ。怪我をしていなかったとしても、シーズンをフルで戦うのは困難な状況になりつつある。英『Squawka』も今夏に司令塔を獲得すべきと伝えており、その候補となる選手を5名紹介している。

今回同メディアがチョイスしたのは若い選手ばかりで、1人はアーセナルの獲得候補に挙がっているマラガの21歳パブロ・フォルナルスだ。フォルナルスはウイングでもプレイ可能で、同メディアはこれがカソルラと似ていると指摘。カソルラも2列目でプレイできる選手だが、アーセナルを指揮するアーセン・ヴェンゲルが中盤の底で固定した経緯がある。フォルナルスはロングボールの精度も高く、カソルラの代役にフィットすると見られている。

2人目はカソルラとは全くタイプが異なるが、ナポリの19歳アマドゥ・ディアワラだ。ディアワラは1試合平均2・32回のインターセプトを記録するなど、守備面で違いを作れる選手だ。カソルラの代役にピッタリ合っているわけではないが、同メディアは将来性を含めディアワラも候補に含めるべきとの見方だ。

3人目はリヨンの22歳コレンティン・トリッソだ。トリッソは今季リーグ・アンでパス成功率84%を記録しており、複数のクラブから関心を集めている。アーセナルも興味を示しているクラブの1つと言われており、司令塔として非常に魅力的な選手だ。足下の技術も高く、カソルラの代役を任せることも可能だろう。

4人目はレアル・ベティスの20歳ダニ・セバージョスだ。セバージョスはより個人で仕掛けられる選手で、今季も1試合平均3・03回のドリブルを仕掛けている。アイディアもトリッキーで、カソルラよりも打開力はあるはず。タイプは異なるが、攻撃にオプションを加えるという意味では興味深い人材だ。

最後の5人目はアーセナルでプレイする19歳のジェフ・レンヌ・アデレードだ。アデレードは夏に行われているエミレーツカップでも印象的なプレイを披露しており、クラブの将来を背負う逸材の1人と期待されている。純粋な司令塔タイプではないが、184cmとサイズもあって興味深い選手だ。若手を育てるのが得意なヴェンゲルらしく、下のカテゴリーから引き上げるのも1つの策だ。

カソルラの離脱期間が延びたことで中盤の補強は必須となったが、アーセナルは誰を代わりに据えるのか。前線の選手たちを活かすには中盤の底から影響力を発揮できる存在が必要だ。

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