ジダンの好成績には驚かない モリエンテス氏「最も重要なのは優秀な選手が揃っていたこと」

ローテーション策も選手層があればこそ

昨季途中からレアル・マドリードの指揮官に就任したジネディーヌ・ジダンは、いきなりチャンピオンズリーグを制覇。今季も巧みなローテーション策を披露してリーグタイトルを獲得し、チャンピオンズリーグ決勝にも駒を進めている。今ではすっかり名将といった扱いで、ジダンのカリスマ性や戦略は注目を集めている。

しかし、『Omnisport』によるとかつてレアルでプレイした元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテス氏は、ジダンの功績に驚いていない。同氏はジダンが優れた指揮官であると同時に、チームに良い選手が揃っていると主張。ジダンにとってはやりやすい環境だったと考えているようだ。

「ジダンは良い指揮官だし、私は彼の成績に驚いていない。1番重要なのは、ジダンが非常に良い選手を抱えているということだ。これが最も重要だよ。驚くことはない。彼はフットボーラーだったし、クラブと選手のことを理解している。彼には強いメンタリティがあり、とても落ち着いているね。マドリーは他のチームを指揮するより選手のクオリティがあるからイージーだよ。」

ジダンはリーグ戦とチャンピオンズリーグで大幅にメンバーを変えることもあったが、それもバックアッパーに良い選手が揃っているからこそできる策だ。レアルのベンチには他クラブならエース候補として扱われているであろう選手も多く、ジダンの手腕に加えて優秀な選手が揃っていることも成功の大きな要因なのだろう。

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