アーセナルではサンチェス、フランスではベンゼマがNo.1だった ジルーは過小評価されているのか

仏代表監督デシャンは絶賛

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アーセナルでプレイするFWオリヴィエ・ジルーは、過小評価されているところがあるのではないか。今季のアーセナルではアレクシス・サンチェスがセンターフォワードでプレイする機会が増え、ジルーはベンチを温めることも多かった。それでも出場機会が与えられればしっかりと結果を残し、今季は何度も試合終盤にチームを救うゴールを決めたことが話題となった。

フランス代表でも招集され続けているが、これまではカリム・ベンゼマの陰に隠れる存在だった。ベンゼマが不在だったEURO2016では主力の1人として活躍したものの、ここでも目立ったのは大会得点王を獲得したアントワーヌ・グリーズマンだ。ジルーが主役として目立ったことはクラブでも代表でもあまり多くない。

そのジルーは、2日に行われた親善試合パラグアイ代表戦でハットトリックを達成。改めて能力の高さを証明した。仏『RMC』によると、代表監督を務めるディディエ・デシャンもジルーのパフォーマンスを称賛している。
同指揮官は「彼は我々のベストスコアラーだよ。クラブで難しいシーズンを過ごしたが、それに上手く対応した。プレイタイムが少なかったとしても、彼は効果的なんだ」とコメント。アーセナルで出番が限られる中で結果を出したことを称えている。

本来はもっと高く評価されてもいいFWで、その高さと得点力は大きな武器だ。フランスは来年のワールドカップの優勝候補の一角だが、ジルーもそれに欠かせない選手の1人だろう。

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