クアドラードどうした!? S・ラモスの”罠”にかかった男に英紙「実に奇妙なレッドカードだった」

途中出場からまさかの退場

3日に行われたチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリードVSユヴェントスの一戦では、2得点のクリスティアーノ・ロナウドや4失点も喫してしまったユヴェントス守備陣などに話題が集中しているが、後半から途中出場したユヴェントスFWファン・クアドラードが退場処分になった場面も印象的だった。

クアドラードは後半21分にアンドレア・バルザッリと交代で右サイドに入ったが、39分にレアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスと接触。ラモスは踏まれたと足首のあたりを抑えて倒れこみ、クアドラードには2枚目のイエローカードが提示されてしまった。一瞬何が起きたのか分からない退場劇で、英『Daily Mail』も「史上最高にソフトな退場」、「実に奇妙なレッドカードだった」と取り上げている。

あの場面では接触する直前まで2人が激しく口論するような場面もなく、同メディアは偶発的な接触と見ている。また、接触が非常にソフトなもので、レッドカードまで提示されてしまったことに少し驚いているようだ。「クアドラードはこの20分間を早く忘れたいだろう」と伝えており、クアドラードにとっては何とも残念なファイナルになってしまった。

この試合でラモスは序盤からカッとなりやすいユヴェントスFWマリオ・マンジュキッチに口論を仕掛けたり、相手を不利な状況に追い込む駆け引きをしていたように見える。クアドラードとの接触もその1つで、これも経験のあるラモスの戦略勝ちと言えるのかもしれない。

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