ショックを隠しきれないブッフォン 立ちはだかった王者レアルの大きな壁 

「失望が大きい。がっかりだよ」

またしても手が届かなかったビッグイヤー。試合終了のホイッスルでピッチに座り込むブッフォン photo/Getty Images

3日にチャンピオンズリーグ(UCL)決勝が行われ、ユヴェントスは王者レアル・マドリードと「欧州No.1」のタイトルをかけて相見えた。試合は、マリオ・マンジュキッチのスーパーゴールで1−1で折り返すも、後半に3点を奪われたユヴェントス。1−4でレアルに完敗を喫し、またしてもビッグイヤーを掲げることができなかった。

UCLのタイトルだけがなかなか手が届かないユヴェントスの主将ジャンルイジ・ブッフォン。伊『MEDIASET PREMIUM』の試合後のインタビューに応じ、次のような想いを明かしている。

「失望が大きい。なぜなら、この決勝では必要なこと全てを行い、勝利するつもりだったからね。前半はすごく良いプレイを披露し、レアルを苦しめることができていたと思う。だけど、僕らは我が道を突き進むことができなかった。がっかりだったよ。このような状況でトロフィーを勝ち取るためには、逆境を打破するだけのさらなる強さが必要だね」

さらに、対戦相手のレアルについても次のように述べた。

「ハードワークしたが、僕たちの特徴を最大限に活かすことができなかった。後半のレアルは非常に強く、この試合の勝者であることを見せつけられたよ。彼らは優勝に値すると思う。当然後悔はあるけどね」

3度目のUCL決勝の舞台で、再び辛酸を舐めさせられたブッフォン。これまでの噂どおり40歳で現役を退くのであれば、来季が本当のラストチャンスだ。自らの手で来季こそ悲願を達成することができるのか。そして、サッカーの神様は、この世界最高のGKに「欧州No.1」のタイトルを与えるのだろうか。

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