“若手軍団”勢い止まらず破竹の8連勝! 柏、浦和との上位対決を制し首位堅守

日本代表GK中村がファインセーブ連発

勝利を喜ぶ柏メンバー photo/Getty Images

4日に明治安田生命J1リーグの第14節が行われ、柏レイソルと浦和レッズが対戦した。

第13節終了時点で首位に立っている柏は、U-20W杯に参加していた中山雄太が復帰。一方、勝ち点4ポイント差で暫定4位浦和も、2試合の出場停止処分が明けた森脇良太がスタメンに名を連ねている。

試合は、両チームが序盤から積極的にプレッシャーをかけることで、めまぐるしい攻守の切り替わりが行われる。そして、柏はクリスティアーノを中心に、浦和は興梠慎三や李忠成を中心にゴールを狙いに行くが、なかなかネットを揺らすことができず。このままスコアレスで折り返すと思われた。しかし前半アディショナルタイム、小池龍太の右クロスを、ファーサイドへ走りこんだ武富孝介がヘディングで落とす。このボールを中川寛斗がヘディングで浦和ゴールに押し込み、好調の柏が先制に成功してハーフタイムを迎えた。

後半に入ると、開始直後の48分に興梠がエリア内で相手DFのハンドを誘い、浦和がチャンスを得る。興梠自らキッカーを務めたこのPKは、GKとの駆け引きの末にシュートを放ったが、わずかにゴールポスト右に外れ、同点に追いつくことができなかった。

その後も積極的に攻撃を仕掛ける浦和だが、柏の守護神を務める中村航輔がファインセーブ連発。浦和のシュートを全てストップし、1-0で柏が逃げ切った。若手の躍進で柏は、リーグ戦で破竹の8連勝を飾っている。一方、浦和はここ5戦で1勝3敗1分、現在2連敗中。ACLなど過密日程の影響もあるとは思うが、苦しい状況に立たされている。

[スターティングメンバー]
柏レイソル:中村 航輔、小池 龍太、中谷 進之介、中山 雄太、輪湖 直樹、大谷 秀和、手塚 康平(→細貝 萌 82)、中川 寛斗、武富 孝介(→大津 祐樹 84)、クリスティアーノ、伊東 純也(→D・オリヴェイラ 90+3)

浦和レッズ:西川 周作、森脇 良太、遠藤 航、槙野 智章、関根 貴大(→駒井 善成 63)、柏木 陽介、阿部 勇樹(→青木 拓矢 70)、宇賀神 友弥、李 忠成、高木 俊幸(→武藤 雄樹 75)、興梠 慎三

[スコア]
柏レイソル 1-0 浦和レッズ

[得点者]
柏レイソル:中川(45+1)

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