サンフレッチェ、覇気のない守備で3失点 降格圏脱出にむけて手詰まり状態に

直近のリーグ戦5試合で10失点

アンデルソン・ロペス(44番)のゴールも実らず photo/Getty Images

4日に明治安田生命J1リーグ第14節が行われ、サンフレッチェ広島が鹿島アントラーズに1-3で敗れた。

同クラブを率いる森保一監督はJリーグ公式ホームページのコメントで、前半だけで3失点を喫した原因を分析している。

「前半の3失点に関しては、相手のボール保持者に対してファーストDFがアプローチできず、連動もできませんでした。前からプレッシャーをかけるにしても、ブロックを作って相手の攻撃の時間とスペースを消すにしても、ボールにアプローチできなければ数的優位は作れません。自由にさせすぎてしまったことが前半の3失点につながったと思っています。相手のワンツーに付いていくことをミーティングで選手に伝えていますが、結果としてやれていないということは僕自身のトレーニングからのアプローチが足りていないということになります。もっと厳しくやっていく必要がありますね」

パスコースを限定する守備を実践できなかったことが災いし、鹿島の猛攻を浴びた広島。ボールの奪いどころがはっきりしないうえに最終ライン、中盤、最前線の3ラインが間延びして相手に中盤のスペースを提供するなど、未だに守備戦術が整備されていないことを露呈した。直近のリーグ戦5試合で10失点と、復調の兆しを見せることができていない同クラブだが、降格圏脱出にむけて奮起できるだろうか。

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