岡崎にまたライバル? レスター主将が新たなFW獲得を希望「バーディは多くのこと担ってる」

バーディの負担軽減を求める

2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ制覇を果たしたレスター・シティは、その勢いを持続させるべく昨夏に積極的な補強をおこなった。主に強化されたのは前線で、アーメド・ムサ、イスラム・スリマニとタイプの違うFW2名を獲得。エースのジェイミー・バーディ、レオナルド・ウジョア、日本代表FW岡崎慎司を含め万全の状態かと思われた。

しかし、スリマニとムサはなかなかチームにフィットせず、結局最後は岡崎とバーディの見慣れたコンビに落ち着いた。昨夏の補強はそれほど大きな効果を生み出さなかったと言えるだろう。それを問題視しているのか、キャプテンを務めるDFウェス・モーガンも新たなFWを獲得する必要があると主張している。

地元紙『Leicester Mercury』によると、モーガンはエースのバーディに得点部分での負担がかかりすぎていると指摘。スリマニ、ムサ、岡崎と他にもFWはいるが、もう少し得点を保証できるストライカーがほしいと考えているようだ。

「バーディは前線の中心で、彼は我々のプレイスタイルに合っている。だけど、彼は多くのことを担っている。もし彼が負傷でもすれば、誰かが彼の穴を埋める必要がある」

バーディは今季序盤戦こそ苦労したものの、最終的にはリーグ戦で13得点決めている。この得点力は大きな武器だが、負担がかかりすぎるのは問題だ。同メディアは相棒を務める岡崎についてバーディの背後でリンクマンとして重要な役割を担っていることは認めているが、今季はわずかに3得点しか決めていないと指摘。得点力の部分で物足りないと感じているようだ。

バーディの相棒、あるいはバックアッパーにはもう少し得点力のあるFWを加えたほうがいいのか。その場合は岡崎に再びライバルが現れることになるが、レスターは今夏も積極的な補強に乗り出すか。

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