来季もう1度チャンピオンズリーグ挑戦へ アッレグリと契約延長のユーヴェが狙う4箇所の補強

ディ・マリアら実力者の名前が

ユヴェントスを率いるアッレグリ photo/Getty Images

ユヴェントスは今季こそチャンピオンズリーグを制覇できるかと思ったが、スペイン勢の壁は厚かった。2シーズン前はバルセロナ、そして今回はレアル・マドリードに敗れてしまい、まだ何かが足りないのだろう。今夏はその差を埋める確実な補強をしたいところだ。伊『Calciomercato』はそんなユヴェントスが狙っている選手をポジション別に紹介しており、思い通りにいけば来季のチームはさらに面白いものとなるかもしれない。

まずGKではローマのヴォイチェフ・シュチェスニの獲得に迫っており、第2GKとして信頼できる。最終ラインではサイドバックにミランのマッティア・デ・シリオだ。デ・シリオは左右どちらのサイドもこなすことができることや、24歳と若いことなどが魅力だ。今夏にはダニエウ・アウベスがクラブを離れる可能性もあると言われており、デ・シリオのような選手は貴重だ。

中盤ではリヨンのコランタン・トリッソがターゲットだ。トリッソには複数のクラブが関心を示しており、評価は高い。こちらも22歳と若く、ミラレム・ピアニッチとサミ・ケディラに負担がかかっていた状況を緩和できるはず。中盤はポール・ポグバ、アルトゥーロ・ビダル、アンドレア・ピルロと2シーズン前から多くの優秀な選手を失っているだけに、今夏に確実に補強しておくべきだ。トリッソに加えてモナコのファビーニョも候補に挙がっており、こちらは右サイドバックも任せることができる。アウベス退団の可能性も含め、ファビーニョも魅力的な人材だ。

最後に前線だが、狙いはサイドアタッカーだ。今のチームにはファン・クアドラードくらいしか突破力のあるサイドアタッカーがいない状況で、バイエルンのドウグラス・コスタやPSGのアンヘル・ディ・マリア、ラツィオのケイタ・バルデ、フィオレンティーナのフェデリコ・ベルナルデスキなど複数の名前が挙がっている。より攻撃のオプションを増やすためにも、突破力のあるサイドアタッカーは必要だ。

そして最後は指揮官マッシミリアーノ・アッレグリだ。ユヴェントスはすでにアッレグリとの契約を2020年まで延長したことを発表しており、まずは最初のミッションをクリアしたと言える。あとはアッレグリの望みを今夏どれだけ叶えられるかだが、ユヴェントスは今度こそチャンピオンズリーグ制覇へ今夏に的確な補強ができるか。

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