済州、関係者が処分に納得せず 乱闘騒動で厳罰もAFCに上訴の意向「騒動を起こしたのは浦和の方」

「ただただ困惑している」

問題は長期化しそうだ photo/Getty Images

アジアサッカー連盟(AFC)は9日、AFCチャンピオンズリーグのラウンド16・2ndレグ、浦和レッズ対済州ユナイテッドの一戦で起きた騒動に対する両軍への処分を発表した。試合後も含めて3人の退場者を出した済州に4万ドル(約440万円)、クラブ関係者が乱闘に関与した浦和に2万ドル(約220万円)の罰金を科したことが、同連盟公式ホームページで伝えられている。

また、同連盟は試合中や試合後に退場処分を言い渡された済州の3選手に対する追加処分も公表。81分に退場を宣告されながら試合後の乱闘に加わったチョ・ヨンヒョンに6ヶ月の出場停止と罰金2万ドル(約220万円)、ベンチメンバーでありながら試合中に勃発した小競り合いに加わり、浦和の阿部勇樹に肘打ちを見舞ったペク・ドンギュに3ヶ月の出場停止と罰金1万5000ドル(約165万円)、試合終了後に浦和の槙野智章を執拗に追い回したクォン・ハンジンには2試合の出場停止と罰金1000ドル(約11万円)がそれぞれ言い渡された。

なお、一連の処分に対して済州の関係者が不快感を露わにし、AFCに上訴する可能性を示唆したことが、韓国メディア『The Korea Herald』で伝えられている。

「AFCが我々に重罰を与えたことに、ただただ困惑している。なぜなら、私たちを罵るようなジェスチャーをし、騒動を引き起こしたのは浦和の方だからだ」

互いに自軍の振る舞いを省みて着地点を見つけたいところだが、問題は思った以上に長期化しそうだ。

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