シアラー&シェリンガムのよう!? イングランド代表、2018W杯制覇の期待はトッテナムのコンビに

連携は抜群

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トッテナムのケインとアリ photo/Getty Images

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近年強豪クラブは豊富な資金で優秀な選手を集めるようになり、昔に比べて国籍はバラバラといったチームが完成することも珍しくなくなった。イングランド、スペインなどでも自国の選手が数名しか所属していないケースもあり、それは代表戦においてデメリットの1つとなっていた。しかし、今のイングランド代表は少しばかり違う。

英『sky SPORTS』が期待しているのは、トッテナムの前線コンビであるFWハリー・ケインとMFデル・アリだ。2人はトッテナムでコンビを組んでいるため、互いの呼吸を理解している。代表チームは集まる機会の少なさから連携の構築に時間をかけられないと言われているが、ケインとアリの場合はそれを心配する必要もない。ケインは今季29得点、アリは18得点と抜群の得点力を誇っており、現在これほど強力なコンビを揃えているチームも少ないのではないか。

同メディアは2人をアラン・シアラー氏とテディ・シェリンガム氏の2トップに重ねており、イングランド代表躍進のカギになるかもしれないと伝えている。彼らがトッテナムと同じようなプレイを見せてくれれば、イングランドはどの相手からでも得点を奪えるチームとなるはずだ。
ウェイン・ルーニーも徐々に代表から姿を消しつつあり、イングランド代表は新たな柱となる選手とともに再出発することになる。そのうえでケインとアリの存在は大きく、これほど完成されたコンビを持つ国は多くない。EURO2016の結果は残念だったが、ロシアワールドカップで2人がトッテナムでプレイしている時と同じ爆発力を見せてくれれば、サプライズを起こせるかもしれない。

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