インテルでの意気込みを語ったスパレッティ新監督 移籍の噂がある長友についても言及

イタリア屈指の戦術家として名門を復活させられるか

イタリア屈指の戦術家として名門を復活させられるか

記者会見に出席したスパレッティ監督 photo/Getty Images

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先日、日本代表DF長友佑都が所属するインテルの新指揮官に就任することが発表されたルチアーノ・スパレッティ監督が記者会見に出席し、今後の意気込みなどを語った。

イタリア屈指の戦術家としても知られ、2015-16のシーズン半ばに復帰したローマでは、見事チームを立て直し、リーグ戦を3位フィニッシュさせた。そして、2年目となる今季はクラブ史上最多の勝ち点数などを記録し、チャンピオンズリーグの本戦ストレートインとなる2位に獲得に貢献。しかし、「タイトルが取れなければ契約延長は行わない」と述べていたとおり、シーズン終了後に同クラブを退団した。

そんなスパレッティ監督は、暫定監督としてチームを率いたステファノ・ヴェッキ監督に感謝しつつ「インテルには素晴らしい歴史がある。クラブをふさわしい場所へ戻すために、私はここにいる。クラブの一員として全力を尽くしたい」とコメント。クラブの公式サイトなどが伝えている。
そして「このチームには素晴らしい選手がたくさんいる。ただ、チームにフィットしなければ意味がない。選手全員に、チームのために全力を出してもらいたいね」と述べた上で「我々は現在、移籍についての話し合いを行なっているよ。正しい選手を獲得する必要があるからね。ただ、チームにいる選手がどう思っているかについても考えている」と移籍話について触れた。

さらに、移籍が噂されている長友やジョアン・マリオについて聞かれると「長友はミスを犯したかもしれないが、サッカー選手には同じようなことがよくある。敵だった私から見ても、彼は人間性が素晴らしい人だと思うよ。そして、ジョアン・マリオは攻撃的な選手だが、ゲームをコントロールするのがうまい。これができれば、我々は勝利することができるはずだ」と語っている。

はたして、スパレッティ監督はプレシーズンに、インテルをどんなチームに仕上げてくるのか。また、長友はスパレッティ・インテルの一員として新シーズンを迎えることができるのだろうか。

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