日本もW杯出場にはピンチだ! 韓国紙「ハリルホジッチもいつ解任されるか分からない」

両国の状態を心配

両国の状態を心配

日本代表を率いるハリルホジッチ監督 photo/Getty Images

続きを見る

2018ロシアワールドカップ出場を目指してアジア最終予選を戦っている日本代表と韓国代表の状況は少しばかり似ている。日本はグループBで首位だが、2位サウジアラビアと3位オーストラリアとは勝ち点差が1離れているだけだ。残りの2試合はホームでオーストラリア、アウェイでサウジアラビアと対戦することになってりおり、結果次第では3位まで落ちてしまう危険もある。

一方の韓国はグループAで2位とワールドカップ出場圏内には入っているものの、こちらも3位ウズベキスタンとは勝ち点差が1しか離れていない。今後の日程もホームでイラン、アウェイでウズベキスタンと対戦することになっており、日本と同じく最後の2試合は上位チームが相手だ。13日のイラク戦で日本はドロー、韓国はカタール相手に2-3で敗北しており、今両国には危機感がある。

また、韓国『スポーツソウル』は両チームを率いる監督の立場も取り上げている。韓国代表を率いるウリ・シュティーリケ監督はカタール相手の敗戦で批判が高まっており、解任される可能性がある。日本のヴァイッド・ハリルホジッチ監督についても同メディアは「日本のサッカー界とマスコミもハリルホジッチへの懸念の声を強めている。シュティーリケほど危機的状況ではないが、いつ解任されるか分からない」と 伝えている。
実際1-1で引き分けた先日のイラク戦ではスターティングメンバーやシステム、交代策などハリルホジッチ監督の判断には疑問の声も挙がっている。グループ首位には立っているのだが、状況は決して万全とは言えない。日本のサポーターの中にもハリルホジッチ監督に不満を募らせている者も多いはずだ。

同メディアは日本と韓国がそれぞれグループ3位に落ちてプレーオフで直接対決するシナリオも排除しきれないと伝えており、今後の2試合で両チームがどのような状況になるかは分からない。日本はオーストラリア戦に勝利すればワールドカップ出場を決められるため、韓国よりは良い状況とも言えるが、ワールドカップ常連国でもある両チームは最終予選を突破 できるだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ