新たなサッカー界を引っ張る名将に ペップ、シメオネらを抑えて世界No.1の指揮官に選ばれたのは?

40代後半の名将続々

UCL連覇を果たしたジダン photo/Getty Images

近年ではジョゼップ・グアルディオラ、ジョゼ・モウリーニョ、カルロ・アンチェロッティらが世界最高の指揮官と言われてきたが、その構図も変わってきているのかもしれない。

今回『Coach Reputation』は指揮官のランキングを発表しているが、それによるとグアルディオラは7位、モウリーニョはトップ10から漏れて14位となっている。では、トップ10の顔ぶれはどうなったのか。

10位にはモナコをチャンピオンズリーグベスト4、リーグ・アン制覇に導いたレオナルド・ジャルディム、9位はリヴァプールのユルゲン・クロップ、8位は議論が分かれるところだがPSGのウナイ・エメリ、7位はグアルディオラ、6位はトッテナムで2シーズン続けて2位に入ったマウリシオ・ポチェッティーノとなっている。

トップ5は5位にアトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ、4位はバイエルンのアンチェロッティ、3位はチェルシーのアントニオ・コンテ、2位はユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ、そして1位にはレアル・マドリードをリーグ戦とチャンピオンズリーグのダブルに導いたジネディーヌ・ジダンが選ばれている。

トップ5に3人もイタリア人指揮官が入っていることも特徴的で、イタリア人指揮官こそ世界で最も優秀と考える意見も多い。それを抑えたのがジダンで、やはりチャンピオンズリーグ史上初の連覇はインパクトが大きかったのだろう。グアルディオラやモウリーニョらのいるプレミアリーグを制してみせたコンテ、それを追いかけたポチェッティーノ、ユヴェントスを再びチャンピオンズリーグ決勝まで導いたアッレグリ、レアルを安定感抜群のチームに変えたジダンは今季評価を飛躍的に高めることに成功し、世界的な名将と呼ばれるにふさわしい存在になった。今後は40代後半の彼らがサッカー界を引っ張ることになりそうだ。

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