18歳ムバッペに史上最高額はあり得ない アビダル氏「メッシとネイマールならいくらになる?」

移籍金が上がりすぎている現状に疑問

移籍金が上がりすぎている現状に疑問

フランス代表にも選ばれたムバッペ photo/Getty Images

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今季モナコで大暴れした18歳のフランス代表FWキリアム・ムバッペには、バルセロナやレアル・マドリード、マンチェスター・シティ、リヴァプールなど複数の強豪クラブが興味を示している。

その移籍金は史上最高額を更新することになる1億3500万ユーロとも言われており、18歳の選手にとんでもない額がかけられている。確かに今季のムバッペはモナコで大ブレイクし、フランス代表にも招集されるようになった。しかし1シーズンの活躍で史上最高額が更新されるのはいかがなものか。

スペイン『Cadena Ser』によると、バルセロナのクラブ大使に就任した元フランス代表DFエリック・アビダル氏は「ムバッペは良い選手だが、その金額は正しくない。ここバルサならメッシとネイマールの金額はいくらになるんだい?」とムバッペに史上最高額を上回る移籍金が動くことに賛同していない。
同氏は昨夏ポール・ポグバが史上最高額を更新したところから移籍金には疑問を感じているようで、選手が適正に評価されていないところがあると考えている。ムバッペが18歳であることを考えると、移籍金ばかりが上がって余計なプレッシャーをかけるのは良いことではないだろう。

また、同氏は「ムバッペは決断すると同時に出場機会があるかを考えないといけない。今年はワールドカップがあるからね」と慎重に判断するようにと後輩にアドバイスしている。ひとまずモナコならプレイタイムが確保されるはずで、レアルなどメガクラブに向かうとどうなるか分からない。年齢的にも急ぐ必要はないだろう。

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