さすがの柴崎も大苦戦 昇格目指すテネリフェは相手のスーパーゴールでプレーオフ初戦を落とす

ほとんど攻撃の時間はなく

テネリフェの柴崎岳 photo/Getty Images

15日、MF柴崎岳の所属するテネリフェは1部昇格をかけたプレーオフ準決勝1stレグでレギュラーシーズン5位のカディスとアウェイで対戦した。柴崎はこの日も先発出場を果たしたが、チームは守備に追われる展開に。序盤からホームのカディスが積極的に攻撃を仕掛け、前半にはファウルで取り消されたもののセットプレイからゴールネットを揺らすシーンもあった。押し込まれる展開が続いたテネリフェはシュートにすら持ち込めず、前半は守ってばかりの展開で終えてしまう。

後半も危ないシーンがありながらチーム全員で何とか守っていたテネリフェだが、64分に予想外のところから失点してしまう。カディスのアゲル・アケトクセが左足で思い切ったロングシュートを放つと、これにテネリフェGKダニエル・エルナンデスが反応できずに失点。テネリフェはスーパーゴールで先制を許してしまう。

テネリフェは反撃に出たいところだが、この日は柴崎も攻撃を組み立てることができず。86分にはロサーノがようやく惜しいシュートを放ったが、これもゴールの外へ。カディスのゴールを脅かすことはできない。

さらにテネリフェは5枚もイエローカードをもらってしまい、嫌な形で1stレグを終えることになってしまった。この昇格プレーオフは3位~6位の4チームで争われ、ホーム&アウェイのトーナメント方式となっている。昇格できるのは優勝したチームだけだ。カディスに勝てばテネリフェは決勝に進めるのだが、ホームで戦う2ndレグに巻き返すことはできるのか。

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