レノン、ベイル、モドリッチ時代に負けるな トッテナムOBは「今のチームは若すぎる」

UCLではベスト8に進出

非常に若いトッテナム photo/Getty Images

現在のトッテナムはハリー・ケインやデル・アリなど優秀な若手選手を多く抱えており、プレミアリーグでは2シーズン続けて2位に入るなど健闘している。しかし、残念なことにチャンピオンズリーグで結果が出ていない。今季もグループステージで敗れてしまい、ヨーロッパリーグでも満足な結果は出せなかった。

英『Daily Star』によると、クラブOBのウィリアム・ギャラス氏は、チームが若すぎると問題点を指摘する。ギャラス氏のいた2010-11シーズンには、トッテナムはアーロン・レノンやガレス・ベイルらを活かしてベスト8に進出するサプライズを演じた。今のチームにも決勝トーナメントまで進むだけの力はあるはずなのだが、同氏は年齢の部分で当時のチームとは違いがあると感じているようだ。

「今季のチャンピオンズリーグはとても残念なものだった。ただ、今のトッテナムはチャンピオンズリーグにおいて若すぎるんだ。モナコ、レヴァークーゼンとグループステージで戦ったけど、より経験を見せる必要があった。チャンピオンズリーグはプレミアリーグとは異なるものだ。経験が必要だし、集中力を 切らさずクレバーに戦わないといけない。当時の僕たちのチームと比べるなら、僕たちにはもっと経験のある年齢を重ねた選手がいたからね」

確かに当時のチームにはベイルなど売り出し中の若手選手から、ラファエル・ファン・デル・ファールトやギャラスなど頼れるベテランもいた。指揮官も経験のあるハリー・レドナップが務めており、まだ45歳と若いマウリシオ・ポチェッティーノとは経験値で大きな差がある。

来季こそトッテナムは決勝トーナメントに進出したいところだが、今季の失敗からケインやアリは何かを学ぶことはできただろうか。ウーゴ・ロリスなどベテラン選手もいるが、何とか経験を活かしてトッテナム本来の強さを発揮してほしい。

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