ガクこそプレーオフの主人公だ! ”2部レベルじゃない”柴崎にスペイン紙も脱帽「いつもクール」

POでは全得点に絡む

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テネリフェの柴崎 photo/Getty Images

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移籍当初は環境への適応に苦労したりとネガティブな話題ばかりが目立ったが、テネリフェでMF柴崎岳が大暴れしている。1部昇格をかけたプレーオフ準決勝のカディス戦ではゴールを決めてチームを決勝に導くと、21日におこなわれた決勝のヘタフェ戦1stレグではコーナーキックからホルヘ・サエンスの得点を見事にアシスト。これが決勝点となってテネリフェは1-0で勝利を収めている。

全得点に絡む柴崎にはスペインメディアも脱帽だ。『MARCA』も柴崎が移籍当初は苦労したことを伝えているが、「プレーオフの主人公になってきている」と称賛。クラブワールドカップでレアル・マドリードを焦らせた男の活躍に驚愕しているようだ。

何より凄いのはその落ち着きぶりで、スペイン2部での戦いにおいて柴崎のテクニックとビジョンはずば抜けている。テネリフェでは前線にロサーノやアマトなど身体能力に優れたアタッカーが揃っているが、それをのらりくらりとした柴崎がコントロールする姿は実に面白い。チームメイトも柴崎を信頼しているようで、ボールを預けられる存在として頼られている。
同メディアも「柴崎はいつもクールにボールをコントロールしている」と落ち着いた姿勢とそれを可能にするテクニックを称賛しており、カディス戦で決めたシュートについても「落ち着いたクールなシュートだった」と振り返っている。

まだ1部昇格が決まったわけではなく、日本時間25日午前4時にスタートするアウェイでの2ndレグが残っている。テネリフェが1点を守りにいくのか、攻撃的に出ていくかは分からないが、この試合でも柴崎は重要なカギを握る存在となりそうだ。

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