乱闘騒ぎのオスカルに8試合の出場停止処分 CAF「中国サッカーにネガティブな影響を与えた」

スポーツマンらしくない行為と批判

昨年の12月にチェルシーから上海上港に移籍したMFオスカルは、18日に行われた広州富力との試合で乱闘騒ぎを起こしたとして中国サッカー協会(CFA)から8試合の出場停止と罰金処分を受けた。

オスカルは広州富力との試合で相手から奪ったボールを思い切り蹴って相手選手にぶつけ、跳ね返ったボールをもう1度思い切り蹴って別の選手にぶつけてしまった。これに相手選手は激昂し、オスカルはあっという間に囲まれて乱闘騒ぎの中心人物となってしまった。オスカルの他にも退場処分となった広州富力のチェン・ジージャオに7試合、上海上港のフ・ファンに6試合、広州富力のリー・ティシャンにも5試合とそれぞれ罰金処分が科されている。

この処分についてCFAは「オスカルのモラルの欠けた行為は中国のプロフットボールリーグに多大なるネガティブなインパクトを与えた。CFAは常に規律を重視し、悪質なファウルや暴力的な行為、スポーツマンらしくない姿勢の一掃を目指している」と声明を発表しており、オスカルの行為はスポーツマンらしくない暴力的な行為と捉えられている。

この処分を『METRO』など英メディアも取り上げており、昨年12月に25歳の若さで中国行きを選択したブラジル代表MFに関心を示している。オスカル本人は悪意のある行為ではなかったと否定していたが、らしくないプレイだったのは事実。中国に向かってから半年が経とうとしているが、何かフラストレーションが溜まっていたのかもしれない。

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