チェルシーのレヴァンドフスキ狙いは正しい! ハッセルバインク氏が語る”大型FW”必要の理由

来季必要なのは高さと強さ

バイエルンのレヴァンドフスキ photo/Getty Images

先日、バイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキの代理人を務めるマイク・バルテル氏の発言が話題となった。同氏はレヴァンドフスキが「これまで見たこともないほど失望していた」と語り、レヴァンドフスキがバイエルンに不満を持っているのではないかと注目されたのだ。そこにすぐ目をつけたのがマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーで、獲得に動く可能性が指摘されていた。

バルテル代理人はレヴァンドフスキに移籍の意思がないことをアピールしているため、実現の可能性は高くないだろう。ただし、かつてチェルシーで活躍したジミー・フロイド・ハッセルバインク氏はチェルシーの目のつけどころは間違っていないと考えている。
英『METRO』によると、同氏はレヴァンドフスキのような大型FWを狙う補強戦略は正しいと語り、来季の展望について次のように述べている。

「レヴァンドフスキのような選手に注目したのは、来季の戦いが今季とは違うものになるからだろう。彼らは今季のようなカウンターアタックはできないだろうからね。相手のファイナルサードでのプレイが多くなるはずだ。つまり彼らには空中戦に強く、狭いエリアでもボールをキープできるストライカーが必要なんだ。レヴァンドフスキはバイエルンでそれをやっている。彼はゴールに背を向けてボールを持てるし、ゴールの位置も分かっている。チェルシーが彼に興味を持つのも分かるよ」

チェルシーは来季プレミアリーグ王者として戦うことになり、ハッセルバインク氏は相手チームがこれまで以上に警戒して戦ってくると見ている。今季はジエゴ・コスタやエデン・アザールらを活かしたシンプルなカウンターアタックも効果的だったが、それを発動できる機会は減ると捉えられている。

同氏は今夏にレヴァンドフスキのような選手を獲得する必要があると感じており、チェルシーの狙いは間違っていないのかもしれない。

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