ユヴェントスに”逆キングスレイ・コマン案”? バイエルンで苦しむポルトガルの至宝獲得に狙い

出場機会限られる若手にチャンスを

バイエルンで苦戦するサンチェス photo/Getty Images

昨夏大きな期待を背負ってベンフィカからバイエルンへ移籍したMFレナト・サンチェスは、非常に苦しい1年目を過ごした。出場機会は少なく、バイエルンは今夏もリヨンからコレンティン・トリッソ、ホッフェンハイムからセバスティアン・ルディと中盤を補強している。来季も出場機会を劇的に増やすのは難しいだろう。

それに目をつけたのがユヴェントスで、伊『Mediaset Premium』はユヴェントスがレナトをレンタルで獲得することを考慮していると伝えた。ユヴェントスの考えでは買取オプション付きの2年間のレンタル形式で獲得したいようで、レナトに成長する機会を与えようとしている。

これは2015年にバイエルンがユヴェントスからフランス人FWキングスレイ・コマンを獲得したやり方と似ており、当時のバイエルンはコマンを700万ユーロのレンタル料で獲得。そして2017年に買取オプションの2100万ユーロを支払って契約を2020年まで結んでいる。レナトの獲得プランは逆コマンのような格好となり、バイエルンに比べて中盤の層が厚くないユヴェントスにとっては魅力的なやり方と言えるかもしれない。

また、ユヴェントスとバイエルンは互いに良い関係にある。バイエルンはユヴェントスからコマン、さらにはDFメフディ・ベナティアも獲得しており、ユヴェントスは今夏ウイングのドウグラス・コスタの獲得も狙っている。そうした強い関係がレナトのレンタルを実現させることになるかもしれないが、ポルトガル期待の若手MFはイタリア王者で成長できるか。

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