またまた柴崎がゴールを演出も…… ヘタフェの猛攻に耐え切れなかったテネリフェは昇格逃す

序盤の2失点が大きく響く結果に

柴崎も攻守に奮闘したが…… photo/Getty Images

1部昇格をかけてプレーオフを戦う柴崎岳擁するテネリフェは、24日に敵地でヘタフェとのプレーオフ決勝2ndレグに臨んだ。テネリフェは1stレグを1-0で勝利していたため、まずは守備をしっかり整えてゲームをスタートしたいところだった。しかし、序盤からヘタフェの猛攻に呑みこまれてしまう。

9分にファウリンに早々に先制弾を決められると、12分には柴崎が中盤でボールを失ったところからテネリフェが一気にカウンター。流れるようなパスワークから最後はパチェコが右足で決め、ヘタフェがあっさりと逆転してしまう。ヘタフェサポーターの熱気も凄いものがあり、テネリフェは試合の入り方に苦労してしまった。

その流れを切ってくれたのが柴崎だ。17分、左サイドでボールを受けた柴崎はダイレクトで中に折り返し。これにロサーノが飛び込んで2-1とし、テネリフェが貴重なアウェイゴールを奪う。しかしテネリフェはなかなかヘタフェの攻撃を抑えられず、37分には再びパチェコに決められて3-1。ヘタフェが1歩前に出ることに成功する。

さらにテネリフェは疲労もあったのか、51分に柴崎が交代。プレーオフで攻撃を操ってきた主役がピッチを去ることになり、組み立ての部分でテネリフェはやや単調になってしまった。その後もゴールは奪えず、ヘタフェが3-1で勝利。2試合合計は2-3となり、テネリフェは1syレグのリードを活かし切れず1部昇格を逃してしまった。


[スコア]

ヘタフェ 3-1 テネリフェ

[得点者]

ヘタフェ:ファウリン(9)、パチェコ(12、37)

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