“泥沼3連敗”の浦和 直近のリーグ5試合で11失点の原因とは?

判断ミスが目立つ浦和

判断ミスが目立つ浦和

攻守両面のレベルアップが求められる photo/Getty Images

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25日に明治安田生命J1リーグ第16節が行われ、浦和レッズがサガン鳥栖に1-2で敗れた。

同クラブDF遠藤航はJリーグ公式ホームページのコメントで、同試合の敗因について分析している。

「自分たちでボールを動かそうとしていますが、今は最後のところで上手くいっていないと思います。今日に関して言えば、相手の攻守の切り替えの速さに手こずってボールを奪われる場面が何度かあったと思います。もっとシンプルに運動量や攻守の切り替えの速さで戦う部分を見せないといけないゲームでした。90分で考えると最後のほうはどうしても運動量が落ちてきますし、1失点目のセットプレイになる前もボールを持った選手に縦に侵入され、自分たちの前でターンされてコーナーキックを与えてしまっています。疲れている時のちょっとしたポジション修正という面で、まだまだ全体的に足りないという感じがあります。僕も最後のところで守り抜こうとは思っていますが、今は相手の選択肢が多い状況での守備を強いられていると思いますね」

この試合でも相手のハイプレスに手こずり、自陣での安易なパスミスや判断ミスを繰り返した浦和。21分には槙野智章がロングボールの目測を誤って自陣バイタルエリアのスペースをあけ渡し、その隙を鳥栖FWビクトル・イバルボに突かれてピンチを招くなど、試合序盤からポジショニングミスが散見された。また、57分にも槙野の中途半端なクリアボールを田川亨介に拾われて決定機を作られたほか、90分には森脇良太が既にプレッシャーを受けている受け手にパスを出して2失点目に直結するパスミスを犯すなど、あらゆる場面で状況判断の拙さを露呈している。後方からのビルドアップを封じられるケースが多くなった今、もう一度攻守両面における約束事を明確にする必要があるだろう。

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