退団理由は「I LOVE FOOTBALL」? D・アウベス、ユーヴェファンヘ別れの挨拶

「決してお金が僕をどこかへ連れて行くわけではない」

「決してお金が僕をどこかへ連れて行くわけではない」

別れの挨拶をSNSへ綴ったD・アウベス photo/Getty Images

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ユヴェントスに所属するブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、やはり1年でチームを去るようだ。

昨夏に長年過ごしたバルセロナを離れ、ユヴェントスへ移籍したD・アウベス。加入当初は慣れない環境やケガで思うような結果を残せず苦しんだが、豊富な経験などを生かして徐々に実力を発揮し、シーズン終盤にはチームになくてはならないピースとなっていた。そして、決勝でレアル・マドリードに敗れたことで、チャンピオンズリーグ優勝こそ逃したものの、加入初年度ながら前人未到のセリエA6連覇とコッパ・イタリア3連覇の獲得に貢献している。

来季以降の活躍も期待するファンは少なくなかっただろうが、シーズン終了後に移籍話が急浮上。かつての恩師ジョゼップ・グアルディオラが率いるマンチェスター・シティへの移籍などが噂されている。そんな中、D・アウベス本人が27日に自身の公式Instagramを更新。次のような想いを綴った。
「僕を迎え入れてくれたユヴェントスに関わるみんなに感謝したい。僕はクラブの勝利のために、全てを捧げてきた。僕の決断がみんなを怒らせてしまったのであれば、本当に申し訳ない。でも、意図していたことではないんだ……。一握りの人にしか理解できないかもしれないけど、人生は思うようにいかないもの。決して完璧ではないが、僕の心は純粋なんだよ」

「今日をもって、僕たちのプロフェッショナルな関係は終わりを迎える。このような素晴らしい機会をくれたマロッタGMにも感謝しているよ。僕はお金のためにサッカーをするのではない。この仕事を愛しているからだ。I LOVE FOOTBALL。決してお金が僕をどこかへ連れて行くわけではない」

ユヴェントスファンへ別れの挨拶を綴ったD・アウベス・サッカーを愛するゆえに、そして己が理想とするサッカーを追求するための移籍であるようだ。新天地候補の中ではシティが有力視されているが、はたしてD・アウベスは来季どこでプレイすることとなるのか。

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