もう柴崎が2部でプレイする意味はない? スペイン紙「1部でのプレイは彼にとって夢のはず」

1部の複数クラブが関心を示す

テネリフェの柴崎岳 photo/Getty Images

昇格プレーオフ決勝でヘタフェに敗れたテネリフェは、難しい状況に立たされている。ヘタフェに敗れたために1部へ昇格することはできなかったが、シーズンを通して好パフォーマンスを披露した選手たちには1部のクラブから関心の目が注がれている。主力だけを引き抜かれてしまうなんてケースも考えられる。

プレーオフで最高のプレイを見せたMF柴崎岳もそうだ。テネリフェは残留させたがっているが、すでにセルタやレアル・ベティス、マラガなど1部の中堅クラブが強い興味を示している。スペイン『MARCA』は柴崎について、「テネリフェは残留を望んでいるが、それは容易ではないだろう。スペインに来た時から1部でプレイすることは柴崎の夢だったはず」と伝えており、柴崎が1部でプレイする道を選択する可能性が高いと見ている。

スペイン『El Dia』によると、他にもチョコ・ロサーノ、アマト・エンディアエなど注目を集めている選手が多く、チームのアルフォンソ・セラーノSDも柴崎を含め数名の主力選手たちの残留が難しい状況にあることを認めている。

ロサーノやアマトなどテネリフェの選手たちにとって、あと1勝で1部に上がれたことの後悔は大きいはず。1部クラブからの関心もある中で、来季もう1度テネリフェのために2部でプレイする道を選ぶのは困難だろう。柴崎にとっても1部でのプレイは1つの夢のはずだが、このままテネリフェは主力を引き抜かれることになるのだろうか。

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