イングランド代表はPK戦に弱すぎる! “アンラッキー“で済まされない酷い成績に英紙もガッカリ

U-21もPK戦で敗れる

U-21イングランド代表は準決勝で敗退 photo/Getty Images

U-21イングランド代表は、28日に行われたU-21欧州選手権準決勝でドイツ代表と対戦し、PK戦の末に敗れた。優秀な世代と言われた選手たちが敗れたのは残念だが、それ以上に気になるのがPK戦に弱すぎるということだ。

イングランドはA代表の過去の主要大会での結果を振り返ると、ワールドカップでは1990年大会準決勝で西ドイツ代表にPK戦3-4で敗北、1998フランスワールドカップではベスト16でアルゼンチン代表にPK戦3-4で敗北、2006ドイツワールドカップではベスト8でポルトガル代表にPK戦1-3で敗北。

EUROに目を向けても、1996年大会は準々決勝でスペイン代表をPK戦で破ったものの、準決勝はドイツにPK戦5-6で敗北。2004年大会はベスト8でポルトガル代表にPK戦で5-6と敗北、2012年大会はベスト8でイタリア代表にPK戦2-4で敗北している。あまりにも成績が悪すぎる。

英『Daily Mirror』は「A代表もU-21のチームも同じストーリーだった」と伝えており、PK戦での敗北を嘆いている。しかも今回はドイツ戦を前にPKのトレーニングもおこなっており、準備はそれなりに出来ていたはずだった。しかし2人が失敗して再びPK戦で姿を消すことになった。

ワールドカップやEUROの戦いでは両チームの実力差が拮抗するだけに、PK戦までもつれ込むケースも珍しくない。それを制さなければ決勝まで駒を進めるのは難しい。イングランドはキッカーだけでなくGKの質にも問題があるのだろうが、今回も似たような形で敗れたことに失望感が広がっているようだ。

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