「CSKA、ゼニト、スパルタクが内輪でやってるだけ」 ”海外組0″のロシアは来年のW杯ですぐ負ける!? 

コンフェデもグループステージ敗退

コンフェデで敗退したロシア代表 photo/Getty Images

2010年に南アフリカで開催されたワールドカップでは、開催国の南アフリカがグループリーグで姿を消した。ホスト国がグループリーグで姿を消すのはワールドカップ史上初めてのことだったのだが、2018年大会の開催国であるロシア代表も同じ結果に終わるのではないかとの危機感も広がっている。

現在ロシアではコンフェデレーションズカップ2017が開催されているが、ロシアはグループリーグで1勝2敗の成績に終わってすでに姿を消している。勝利できたのはニュージーランド代表との初戦のみで、やはりメキシコ代表とポルトガル代表の壁は厚かった。

スペイン『MARCA』によると、現役時代にスパルタク・モスクワなどで活躍し、現在は解説を務めるエフゲニー・ロフチェフ氏は、今のロシア代表に大きな期待を抱くのは難しいと考えている。同氏は国内リーグの環境を問題視しており、「我々の国内リーグは弱い。CSKAモスクワ、スパルタク・モスクワ、ゼニトが内輪でプレイし、選手たちには学ぶチャンスがない。そして他国のクラブも誰も我々の選手を欲しがってない」とコメントしている。

実際今回コンフェデレーションズカップに出場しているロシア代表を見ても、メンバーは全員国内のクラブに所属している。かつてドイツ代表でもプレイしたことのあるロマン・ノイシュテッターがトルコのフェネルバフチェでプレイしているが、今回はメンバーから外れている。

同氏は「我々は期待すべきではない。期待すべきのはたった1つ。選手たちがピッチでロシアのためにプレイすることだけだ」と付け加えており、ロシアは来年に迫った自国でのワールドカップを前に暗いムードが漂っている。

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