ビダルをトップレベルに育てたのはあの“伝説のレジスタ“!? 「彼がフットボールを教えた」

今では何でもできるセントラルMFに

チリ代表のビダル photo/Getty Images

今やチリ代表を支える存在となったバイエルン所属のMFアルトゥーロ・ビダルにサッカーを教えてくれた存在がいる。そう語るのは、かつてチリのコロコロで若きビダルを指導したこともある元チリ代表監督クラウディオ・ボルギだ。

ビダルはレヴァークーゼンで着実にステップアップし、ユヴェントスではワールドクラスのセントラルMFとの評価を受けるようになった。ボルギはビダルがそこまで成長できたのは、ユヴェントスでビダルやポール・ポグバらと中盤を務めたレジェンドのアンドレア・ピルロのおかげと考えているようだ。

チリの『La Tercera』によると、ボルギは「ビダルはより成熟し、豊富な経験もある。個人的な意見では、彼はイタリアで大きく変化した。ユヴェントスでピルロの隣でプレイしていたからだ。私はピルロがビダルに指示を出し、フットボールとはどのようにプレイすればいいかを教えていたんだと思う」と語っている。

ピルロとビダルではタイプが全く異なるが、世界を代表するレジスタから学んだことは多かったはずだ。ビダルに限らず、若かったポグバも同じだ。ビダルは持ち前のハードな守備から攻撃の組み立て、フィニッシュと幅広い役割をこなせるMFに成長したが、それもピルロのおかげなのかもしれない。

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