本当にルカクに1億ポンドもの価値はあるか? ジエゴ・コスタの代役にふさわしくないとの意見も

トップクラブでのプレイ経験は少ない

トップクラブでのプレイ経験は少ない

エヴァートンのルカク photo/Getty Images

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今夏にジエゴ・コスタが退団する可能性のあるチェルシーは、代わりとなるセンターフォワードを探してきた。これまでレアル・マドリードのアルバロ・モラタ、トリノのアンドレ・ベロッティ、エヴァートンのロメル・ルカクなどが候補に挙がっており、特にルカクはジエゴ・コスタの代役候補として何度も話題が浮上している。

しかし、ルカクはリーグ2連覇に加えてチャンピオンズリーグでの躍進も目指すチェルシーにふさわしい選手なのだろうか。ルカク獲得には1億ポンド近い金額が必要になるとも言われているが、あくまで中堅クラブであるエヴァートンでプレイしてきた選手にそれだけの額を支払うべきなのか疑問なところもある。

英『FourFourTwo』によると、かつてチェルシーで活躍したトニー・カスカリーノ氏はルカクではジエゴ・コスタの代役として不十分だと考えているようで、「ルカクは完成された選手じゃないよ。レヴァンドフスキ、オバメヤン、グリーズマンのような選手を見るべきだ」とコメントしている。ルカクの金額を考えると、オバメヤンやレヴァンドフスキ級の選手を狙うことも不可能ではないだろう。
ルカクも2016-17シーズンはプレミアリーグで25得点を記録しており、トップレベルの点取り屋なのは間違いない。しかしチャンピオンズリーグでプレイした経験がなく、これはオバメヤンやレヴァンドフスキと違いがある。ビッグクラブでエースを務めた経験もなく、高額な移籍金で加入した場合そのプレッシャーに耐えられるかも不透明だ。

果たしてチェルシーは誰にエースを任せるべきなのか。ジエゴ・コスタの代役探しが来季の戦いに大きな影響を与えるのは間違いない。

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