エジル、クロース、ミュラーだってW杯が危険だ! 異常な若手が起こす超ハイレベルなサバイバル

ドイツの若手が大躍進

ドイツの若手が大躍進

U-21欧州選手権を制したドイツ photo/Getty Images

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ポーランドで開催されていたU-21欧州選手権でドイツ代表は決勝でスペイン代表を破って優勝を果たしたが、3日にはコンフェデレーションズカップ決勝もある。今回はコンフェデにも若手を送り込んでおり、U-21欧州選手権の出場資格を持っている選手もいる。若手だけで2つのハイレベルなチームを作れてしまうのが今のドイツ代表の凄さだ。

そして両大会での彼らの躍進は、コンフェデに参加していないメスト・エジルやトーマス・ミュラー、トニ・クロース、マッツ・フンメルスなど、2014ワールドカップ優勝メンバーにプレッシャーをかけることになる。他国では信じられないほどの若手の突き上げが今のドイツにはある。

独『Bild』によると、ドイツ代表のチームマネージャーを務めるオリバー・ビアホフ氏も若手選手の活躍によってこれまで1番手だった選手たちにプレッシャーをかけることになると語り、コンフェデもこのまま若い選手たちに獲得してもらうことを望んでいる。
「我々はこの段階に達したことを嬉しく思う。結果も重要だが、こうした状況下で選手たちがどうプレイするのかを見ることができているのも重要だ。私は全ての選手が上手くプレイしていると思う。多くの選手が上手くやっているし、これまでファーストチョイスだった選手にはプレッシャーだね。例えばレオン・ゴレツカは上手くやっているし、ジョシュア・キミッヒはキャプテンも務めた。この結果は我々にとって非常に重要だし、このまま優勝してほしいね」

ワールドカップ制覇など偉大なことを達成したチームは手を加えにくいと言うが、その常識は今のドイツには当てはまらない。どんどん優秀な若手が出てきており、前回大会から顔ぶれがガラリと変わる可能性だってある。2018ロシアワールドカップのメンバー入りを懸けたサバイバルは世界でも屈指のハイレベルなものとなっている。

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