もはやドイツとスペインの”ため”だけにあったU-21欧州選手権 ベスト11の内9人が両国から選ばれる

タレント力が凄すぎた

タレント力が凄すぎた

U-21欧州選手権を制したドイツ photo/Getty Images

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ポーランドで開催されたU-21欧州選手権2017は、優勝したドイツ代表と準優勝のスペイン代表のタレント力を見せつけるためだけに開催されたようなものだった。両チームとも圧倒的な選手層を誇り、チームとしてのプレイも実にハイレベルだった。UEFAは今大会のベストイレブンを発表しているが、9人はスペインとドイツから選ばれている。

GKはドイツ代表のユリアン・ポラースベック、最終ラインはドイツから3名選出されており、イェレミー・トリアン、ヤニック・ゲルハルト、ニクラス・シュタルク、最後の1人はスロバキア代表からミラン・シュクリニアルだ。

中盤ではドイツからマクシミリアン・アーノルド、マックス・マイヤーの2人、スペインからはサウール・ニゲスと大会MVPに選ばれたダニ・セバージョスの4名だ。
前線ではイタリアのフェデリコ・ベルナルデスキ、中盤でプレイすることの多いスペインのマルコ・アセンシオが選ばれている。ベルナルデスキとシュクリニアルのセリエA勢以外は全員がドイツとスペインから選ばれており、そのほとんどは所属クラブでポジションをしっかり確保している。

英『sky SPORTS』はベスト4に入ったイングランド代表の選手が誰1人選ばれていないと嘆いているが、今大会のドイツとスペインを見ればベストイレブンが偏ってしまうのも仕方がないかもしれない。それほど両国のタレント力は圧倒的だった。

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