降格圏に沈むサンフレッチェ、森保監督の辞任を発表

かつてない危機に瀕している広島

かつてない危機に瀕している広島

辞意を表明した森保監督 photo/Getty Images

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明治安田生命J1リーグに所属するサンフレッチェ広島は4日、森保一監督の辞任を発表した。なお、横内昭展ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ることが併せて報じられている。

同クラブの織田秀和社長はクラブ公式ホームページを通じ、同監督の退任に至った経緯を説明。同リーグ第17節の浦和レッズ戦終了後に織田社長、森保監督、足立修強化部長の3人でシーズン前半戦の総括を行ったところ、同監督が成績不振による辞意を表明し、申し出を受理したことが明かされた。

また、森保監督は同ホームページのコメントで、苦境に陥った同クラブに声援を送り続けたサポーターにむけて感謝の言葉を口にしている。

「ファン・サポーターの皆さま、株主・スポンサーの皆さま、スタッフ、選手、サンフレッチェ広島に携わる全ての方々に支えてもらい、素晴らしい監督在任期間を過ごすことができました。皆さまのサポートには心から感謝しています。プロは結果が全ての世界。皆さまに喜んでいただけるような結果を残すことができず、申し訳ありません。サンフレッチェに携わる全ての方々と3度の優勝で喜びを分かち合えたことは、良い経験となりました。今は皆さまへの感謝の想いしかありません。とても幸せな5年半でした。ご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございました」

同リーグ第17節終了時点で、J1残留圏内との勝ち点差5の17位に低迷しているサンフレッチェ。かつてない危機に瀕している同クラブだが、近年の躍進を支えたハードワークを継続し、後半戦で巻き返すことができるだろうか。

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