“調子乗り世代”・安田は韓国でも高評価 釜山で戦うDFに韓国紙「繊細な日本人のイメージと違う」

がむしゃらさが最大のウリ

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日本代表でもプレイした安田 photo/Getty Images

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最近は韓国のKリーグからJリーグに選手が移籍するケースが増えており、柏レイソルがキム・ボギョンを獲得したり、済州ユナイテッドから大宮アルディージャがFWマルセロ・トスカーノを獲得するなど、KリーグでプレイするタレントがJに流れている。

逆のパターンもある。近年では現FC東京の高萩洋次郎がFCソウルでプレイしたり、先日もFC東京FW阿部拓馬が韓国の蔚山現代へ移籍することが発表された。韓国『スポーツ朝鮮』もJリーグにタレントを奪われているわけではないと主張しており、JリーグからもタレントがKリーグに流れてきていることをアピールしている。

その中で同メディアが称賛したのは、ガンバ大阪などで活躍したDF安田理大だ。安田は日本代表にも選ばれていた攻撃的なサイドバックだが、今年2月に韓国2部の釜山アイパークに移籍している。
同メディアは安田が韓国で優れた活躍を見せていることを取り上げており、「日本のA代表経験もあるサイドバックの安田は172㎝78Kgとしっかりした体格をしていて、これまでのテクニックがあって繊細な日本人選手のイメージとは少し違う。安田はがむしゃらな選手だ」と紹介している。

安田といえば香川真司や内田篤人らと同世代で、2007年にU-20ワールドカップに出場した彼らは「調子乗り世代」として有名だった。その世代の中心人物でもあった安田は韓国でも高い評価を受けているようで、日本人選手全体の評価を高めることに一役買っているようだ。

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