“カンテ以上の男”に7000万ポンドは高額じゃない 英紙はリヴァプールの新8番候補獲得をプッシュ

優勝に導くはカンテのような存在

ライプツィヒのケイタ photo/Getty Images

2016-17シーズンに旋風を巻き起こしたライプツィヒに所属するMFナビ・ケイタには、ユルゲン・クロップ率いるリヴァプール移籍の噂がある。クロップの好む激しいスタイルにもケイタは合うはずだが、移籍金は7000万ポンド近くかかると言われている。近年は高額な移籍金が動くことも珍しくないが、さすがに高すぎるとの意見もある。

しかし、ケイタのような存在は非常に貴重だ。ケイタのような選手がチームに大きな影響を与えるということは、レスター・シティとチェルシーでプレミアリーグを制覇したMFエンゴロ・カンテが証明している。英『METRO』によると、ケイタは2016-17シーズンに1試合平均2・6回のインターセプト、同じく2・6回のタックル成功数を記録している。リヴァプールは守備が弱点と言われてきたが、ケイタはそれを改善する存在の1人となるだろう。

また、ケイタはカンテ以上に攻撃的だ。2016-17シーズンは8得点7アシストを記録しており、得点数はチーム内で2番目に高かった。チャンスメイクの数も41と多く、ケイタには攻守両面においてハイレベルな働きが期待できる。

かつてリヴァプールで活躍したディートマー・ハマン氏も、「ケイタは昨季ブンデスリーガで大きなインパクトを残した。当初は誰も彼を知らなかったが、シーズンの後半には誰もが彼を知っていたし、止められなかった。彼はカンテを思わせる。カンテと同じくらいボールを奪ったかは分からないけど、カンテよりもテクニックの面では能力がある」と称賛している。

これまで高額な移籍金は点取り屋、センターバック、創造性あるMFに支払われてきたが、カンテの活躍を考えるとケイタへの7000万ポンドは高くないと言えるかもしれない。

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